飽差を計算してみた。
- 2013/12/19(Thu) 23:01
- Netatmo(ネットアトモ)
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<飽差とは>
つまり、作物の光合成・呼吸を促すという意味で、飽差管理は大切。
というわけで、netatmoより計測したデータをダウンロードします。
とりあえず、気温と湿度だけを選択しました。
その他、CO2・騒音・気圧を取得することができます。
気温と湿度(相対湿度)から飽差を求めます。
飽和蒸気圧と温度の関係を表すTetens式を使うとのこと。
下記①から求めていきます。
①水蒸気圧
②飽和水蒸気量
③飽差
<飽差計算方法>
①水蒸気圧
=6.1078*10^((7.5*気温/(気温+237.3)))
②飽和水蒸気量
=217*①水蒸気圧/(気温+273.15)
③飽差
=(100-相対湿度)*②飽和水蒸気量/100
こんな感じ。
夜間でしかも雨の日だから、サンプルデータとしては、恥ずかしい飽差の値です。
<飽差表>
ある温度と湿度の空気に、あとどれだけ水蒸気の入る余地があるかを示す指標で、空気一m3当たりの水蒸気の空き容量をg数で表す(g/m3)。植物の水分状態は、相対湿度よりもこの飽差に強く影響を受ける。
植物の生長にとって最適の飽差は三~六g/m3とされている。飽差が六以上だと水分欠乏の危険を感知して気孔を閉じ、蒸散はされなくなる。逆に飽差が三以下になり空気が湿り過ぎると、植物と空気に水蒸気圧差がなくなり、気孔は開いていても蒸散は起こらず、炭酸ガスも吸収できない。
つまり、作物の光合成・呼吸を促すという意味で、飽差管理は大切。
というわけで、netatmoより計測したデータをダウンロードします。
とりあえず、気温と湿度だけを選択しました。
その他、CO2・騒音・気圧を取得することができます。
気温と湿度(相対湿度)から飽差を求めます。
飽和蒸気圧と温度の関係を表すTetens式を使うとのこと。
E(t)=6.1078*10^{7.5t/(t+237.3)}
下記①から求めていきます。
①水蒸気圧
②飽和水蒸気量
③飽差
<飽差計算方法>
①水蒸気圧
=6.1078*10^((7.5*気温/(気温+237.3)))
②飽和水蒸気量
=217*①水蒸気圧/(気温+273.15)
③飽差
=(100-相対湿度)*②飽和水蒸気量/100
こんな感じ。
夜間でしかも雨の日だから、サンプルデータとしては、恥ずかしい飽差の値です。
<飽差表>